カウンセリング疑似体験
非営利型株式会社(Non-Profit-Company) インフォーマルラーニング
【プログラムのねらい】
●「傾聴」「受容」「共感」「繰り返し」を知り、ロールプレイングにより聴く力を養う。
●思春期の子供達の持つ悩みに、耳を傾ける時間を作り、自己解決のきっかけとする。
【プログラムの流れ】
STEP1:クラスをカウンセラーとクライエント、オブザーバー役の3人組に分け、それぞれ自己紹介などをし、場を和ませる。(3分)
STEP2:クライエントの気持ちを理解するため、条件設定付きでカウンセリングを実施
(注)ただし、カウンセラー役にだけは、「内緒の条件」を伝える。
<条件1>(5分)
クライエント役の条件:「最近、つらかったこと」をカウンセラー役に伝える。
カウンセラー役の条件:クライエント役の話を「腕組み、無言、無表情」で聴く。
オブザーバー役の条件:クライエント役は、どのように感じていたか?を推察する。
振り返り:クライエント役は、カウンセラー役の態度をどう感じたか?
カウンセラー役は、クライエント役の話をどう聴くべきか?を振り返る。
<学習の目的>
「聴く」には、「積極的に聴くこと」と「受け入れる態度」が必要!
<条件2>(5分)
クライエント役の条件:「最近、嬉しかったこと」をカウンセラー役に伝える。
カウンセラー役の条件:クライエント役の話を「でも、だけど」と否定、反対する。
オブザーバー役の条件:クライエント役は、どのように感じていたか?を推察する。
振り返り:クライエント役は、カウンセラー役の態度をどう感じたか?
カウンセラー役は、クライエント役の話をどう聴くべきか?を振り返る。
<学習の目的>「聴く」には、「共感してあげること」が必要!
<条件3>(5分)
クライエント役の条件:「最近、怒ったこと」をカウンセラー役に伝える。
カウンセラー役の条件:クライエント役の話のポイントを「オウム返し」する。
オブザーバー役の条件:クライエント役は、どのように感じていたか?を推察する。
振り返り:クライエント役は、カウンセラー役の態度をどう感じたか?
カウンセラー役は、クライエント役の話をどう聴くべきか?
を振り返る。
<学習の目的>「聴く」には、自分が相手の鏡となってポイントとなるフレーズを「繰り返ししてあげることが、必要!
STEP3:実際に、カウンセリングの疑似体験をしてみる。
<本番>(1人7分)
クライエント役:「自分の悩み」についてカウンセラー役に伝える。
カウンセラー役:「傾聴」「受容」「共感」「繰り返し」をしながらカウンセリング
オブザーバー役:双方を見ていて、気づいたことをメモする。
振り返り:オブザーバー役、カウンセラー役、クライエント役の順で振り返る。
役割を入れ替えて、×3回行う。
STEP4:カウンセリングするときに必要な聴く力は、 「友達との信頼関係を作るのにとても便利」 「相手のお友達や悩みを解決するお手伝いができる」 ことを実感してもらい、積極的にかかわりあっていくことの重要性を理解してもらう。
【プログラム実施の所要時間】
1時間
【必要経費】
交通費実費
【実施する際に必要な設備・備品】
特になし
【URL】
http://informallearning.jp
【企業・団体等情報】非営利型株式会社(Non-Profit-Company) インフォーマルラーニング
対象学年 | 開催可能日 | 実施エリア |
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小学校6年生 中学校1年生 中学校2年生 中学校3年生 高校1年生 高校2年生 高校3年生 |
土曜日 日曜日 |
東京都 神奈川県 京都府 大阪府 |
企業・団体 | 担当 | 連絡先(電話番号) | 連絡先(メールアドレス) |
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非営利型株式会社(Non-Profit-Company) インフォーマルラーニング | 代表 | 090−3965−3054 | baba@informallearning.jp |
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