折れない心を育てる いのちの授業

一般社団法人エンドオブライフ・ケア協会

学習テーマ
  • 福祉・医療・介護
  • 礼儀・道徳・倫理
  • 社会課題解決
教科
  • 小学校体育
  • 小学校道徳
  • 小学校総合的な学習の時間
  • 小学校特別活動
  • 中学校保健体育
  • 中学校道徳
  • 中学校総合的な学習の時間
  • 中学校特別活動
  • 高校保健体育
  • 高校総合的な学習の時間
  • 高校特別活動
費用
  • 講師の交通費のみ

【プログラムの概要(ねらい)】

いのちは大事。頭ではわかっているのに、なぜ人は、大事ないのちを傷つけてしまうのでしょうか?苦しくて仕方がないとき、自分や他者を傷つけてしまうことがあります。どうすれば、その苦しみとともに、これからを生きて行くことができるのでしょうか?そして、誰かが目の前で苦しんでいるとき、あなたに何ができるでしょうか?

このような問いで始まる「折れない心を育てるいのちの授業」は、ただ単に、いのちの大切さを頭で理解するためのものではありません。決して平坦ではないこれからの人生を生きて行く私たち一人ひとりが、解決困難な苦しみを抱えたときに、具体的な行動として何ができるか、それぞれの立場で感じ、考える授業です。

たとえうまくいかないことがあったとしても、自分を丸ごと認めてくれる支えの存在に気づいた子どもは、誰かの力になろうと行動しようとします。

解決困難な苦しみに気づき関われる人がそれぞれの地域に広がっていくことを願って、医療・介護等の専門職に限らず、子どもからお年寄りまで、誰もが、自分を大切にし、人に優しくなれることで、生涯豊かさ(Well-being)を実感できる社会を目指し展開しているのが、「OKプロジェクト:折れない心を育てる いのちの授業」プロジェクトです。

問いと対話で進める2コマの授業ですが、学校のご要件に基づき、対応可能です。ご相談ください。

【プログラムの進行(進め方)】

◆標準カリキュラム - 45分×2コマの例 -

〇レッスン1:苦しみから支えに気づく
・なぜ人は自分や他者を傷つけるのか?
・解決できる苦しみと解決できない苦しみ
・支えとなる関係、選ぶことができる自由、将来の夢

〇レッスン2:苦しむ人を前にしてわたしにできること
・わかってくれる人がいるとうれしい
・聴くこと(反復)

〇レッスン3:自分を認め大切にする
・どんなときに自分を認め大切に思えるか
・自分が誰からも必要とされていないと感じる苦しみ
・Nanaさんの詩(病がくれた勇気/カラー)

◆参加者の声
・この授業を受けて、自分がめちゃめちゃ苦しんでいることが分かりました。(中略)自分が書いた事を、心の中にしまっておき、苦しい時があったら、その言葉を、苦しみがなくなるまで言い続けます。(小学生)

・自分も不登校だったので不登校の時を思い出しました。自分にとってはほけん室が教室のようでべんきょうをほけんの先生に教えてもらっていました。行くのがつらく「うまれてこなきゃよかった」と思ったことがありました。だけど命のじゅ業で命の大切がわかりました。今の自分の目ひょうは三学期1度も休まないことです。(小学生)

・見せてもらった動がは、例えばの話ですが、反ぷくするだけであんなに変わるとは思っていませんでした。家に帰って、母に話したら、母もお年よりのかいごのときに使うことがあるそうです。本当に効果があるんだって分かってびっくりしたし、ちょっとの工夫でいいから、おぼえてて、使ってみるきかいがあったら、やってみたいなと思いました。(小学生)

・ぼくは、いま心が折れている人がたくさんいると思う、なのでぼくが心が苦しんでいる人に立あってあげたいと思った あとぼくも今けいけんしていることがたくさんあったので苦しんでいる人の支えになりたい(小学生)

・日々の忙しさで、学級の子どもたちの話をすぐに原因や理由をたずねてしまいますが、本日の"反復"という方法で、子どもたちの話を聴くことが大切だと知りました。つい、わかろう、わかろうとあれこれ話してしまいますが、反復を繰り返す中で「わかる」こともあると感じました。(小学校教員)

・児童にとって大事だと思いましたが、お話をきいて、保護者の方にきいてもらうことも新しい気づきが生まれるキッカケになると思いました。(小学校教員)

◆講師の声
・講師になって、自分の苦しみに向き合えるようになりました。子ども達の苦しみにも向き合い、どんなあなたでも好きだよと伝えられるようになりました。家庭内での会話と笑顔が増えました。この小さな変化が我が家以外でも起きたらいいな。自分が伝えることでみんなの笑顔につながるなら、こんな素敵なことってないんじゃないかなぁ。(愛知県 看護師)

・この授業の魅力は、子どもだけでなく地域・学校と共に考えることが出来る内容であることです。今までにない繋がりが授業を通じて生まれることで、「地域の一員として出来ること」が見えてくることにやりがいを感じることがきっとできると思います!(鹿児島県 医師、学校医)

◆特長
・いのちの現場で学んできたことを、本質として提示します。児童・生徒が自分ごととなるような事例を交えて紹介します。

・教職員の方や、保護者の方も、一緒に学んでいただき、日常生活で折に触れて問いかけ、対話していただくきっかけを作ることができます。

・全国に160名いる認定講師が最寄りの学校へ伺うこともできますし、オンラインでの授業も実績がございます。

・講師認定プロセスならびに講師同士で学び合うコミュニティを形成し、講師自身も学び続けています。

・授業実施後、児童・生徒が、自分の気持ちを日常的に振り返ることができるツールを作成しています。

◆ご参考
・折れない心を育てる いのちの授業プロジェクト
https://endoflifecare.or.jp/pages/okproject

・令和3年度 大阪市での実施について
https://endoflifecare.or.jp/posts/show/9171

・朝日新聞夕刊 #withyou~きみとともに~
大丈夫、支えはあるよ 横浜の医師、「いのちの授業」20年
https://www.asahi.com/articles/ASM8J4D83M8JUTIL00X.html

・『折れない心を育てる いのちの授業』(KADOKAWA)

・『いのちはなぜ大切なのか』 (ちくまプリマー新書)

【プログラムの所要時間】45分×2コマ ※調整可能です。ご相談ください。

【お申込みフォーム】https://forms.gle/7SxiB45S5RLLS5LP8

【必要経費】
・講師の交通費のみ
(※近くに講師が不在の場合、講師の交通費のみご検討いただけますと幸いです。まずはご相談ください。)

【実施する際に必要な設備・備品】
・プロジェクター、スクリーンまたはモニター、音声出力可能な環境(HDMIケーブル等)、Wifi(可能であれば)
・できれば学年一斉に体育館等で実施ではなく、クラスごとに教室で実施をお勧めしております。
・ワークシートに記入しながら進めます。プリントの印刷と筆記具、机等、児童・生徒ごとにご用意をお願いいたします。

【企業・団体等情報】一般社団法人エンドオブライフ・ケア協会

活動名: 折れない心を育てる いのちの授業
対象学年 開催可能日 実施エリア
小学校1年生
小学校2年生
小学校3年生
小学校4年生
小学校5年生
小学校6年生
中学校1年生
中学校2年生
中学校3年生
高校1年生
高校2年生
高校3年生
特別支援学校
学校の授業
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お問い合わせ
企業・団体 担当 連絡先(電話番号) 連絡先(メールアドレス)
一般社団法人エンドオブライフ・ケア協会 事務局 03-6435-6404 info@endoflifecare.or.jp

お問合せ先が表示されていない場合は、文部科学省までお問い合わせください。

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