防災サイコロ
公益社団法人 東京都理学療法士協会
【プログラムの概要(ねらい)】
自然災害が頻発し、感染症の蔓延、国際情勢の波乱など、私たちの生活にはいま、より実際的な「安全」が求められています。その中で、小中学生や高校生に対して、災害安全に関する教育は何を提供することができるのでしょうか。学校では災害に備えて避難訓練などが実施されます。近年は授業中のみならず、休み時間の抜打ち実施など工夫がされる場合もありますが、そこには常に教職員の誘導というサポートが存在します。一方で、学習塾への通塾、部活動や課外活動など、小学校中学年であっても一人で行動する時間が多いのが実態です。防災サイコロは、子ども一人ひとりが1人でいる状態で災害が発生した状況を想定し、そのときに何を考え、どう行動すべきかを考える、ワークショップ型の教育プログラムです。サイコロを用いてゲーム感覚でランダムに発生する状況に対して考え、また、発表を通して様々な考えに触れ、インストラクターの対話型の振り返りを経て、さらに深い学習につながる繰り返しの学びから、1人で災害に遭遇しても適切な行動を導き出せるような気づきを提供します。
【プログラムの進行(進め方)】
①オリエンテーション:災害が発生した場合の基本的な心構えに関する説明
②ワークショップ1回目:サイコロを用いた状況付与から個人、その後グループで対応を検討し発表を行う
③ふりかえり:発表の内容をふりかえりつつ、具体的な知識や対応策をインストラクターが解説
④ワークショップ2回目:ふりかえりを経て、より具体的な検討を促すワークショップを行う
⑤まとめ:2回目の発表を受けて、学習をまとめ、さらに各家庭に持ち帰って家族との会話を促す
※報告会(後日):防災サイコロ実施後、学習内容をとりまとめた報告書を作成し提供します。
【プログラムの所要時間】
小学校45分、中学校・高等学校50分、特別講座90分(ご相談に応じます)
【必要経費】
印刷費/ワークシート(A4サイズ1枚)×生徒人数
【実施する際に必要な設備・備品】
HDMI接続のプロジェクター、スクリーン
【企業・団体情報】公益社団法人 東京都理学療法士協会
対象学年 | 開催可能日 | 実施エリア |
---|---|---|
小学校4年生 小学校5年生 小学校6年生 中学校1年生 中学校2年生 中学校3年生 高校1年生 高校2年生 高校3年生 |
学校の授業 放課後 土曜日 日曜日 春休み 夏休み 冬休み |
東京都 |
企業・団体 | 担当 | 連絡先(電話番号) | 連絡先(メールアドレス) |
---|---|---|---|
公益社団法人 東京都理学療法士協会 | スポーツ局学校保健部/板倉尚子 | school.health@pttokyo.net |
お問合せ先が表示されていない場合は、文部科学省までお問い合わせください。